2021年5月19日3 分

セントバーナード犬・・・の火葬。

長崎市・諫早市ペット火葬霊園

森の中のペット霊園

ペットのおはか

こんにちは!

昨日の夕方から今朝も、久しぶりに青空が見えて清々しいですね!

最近は新人スタッフさん達がブログも頻度高く挙げてくれて、嬉しい限りです。

僕だけではなく、他のスタッフがブログを書くことで「ペットのおはか」の色々な面をお伝えできるのじゃないかと思っています。

さて、昨日も朝から夜まで火葬のご予約を頂いていたのですが、初めてセントバーナード ちゃんの火葬をさせて頂きました。

あの、アルプスの少女「ハイジ」に出てくるワンちゃんです!

60キロ近くあるということで、飼い主様からご連絡を頂き、スタッフ3人がかりでお引き取りに行き、火葬時間も約4時間。

これまで、大型犬といってもゴールデンレトリバーちゃんやラブラドールレトリーバーちゃんで30キロくらいが殆どで、火葬時間も2時間くらいでした。

それの倍の60キロは、開業以来初めての事でしたので、飼い主様にその旨お伝えして、正確な火葬時間も様子を見ながらご連絡。。。ということにさせて頂きました。

最期のお別れの際に、飼い主さんからワンちゃんの色々お話を伺いました。

お散歩でのこと、病院でのこと、たくさんのエピソード。

本当に大切な家族の一員として接していらっしゃったことがよくわかります。

「ペットのおはか」では火葬炉のスペックとして70キロまで火葬可能ですが、火葬の際には、セントバーナード ちゃんのカラダが大きすぎて、火葬台のマット、シーツからはみ出るくらいで・・・これも初めてのことです。

大型犬のワンちゃんの火葬では、体が大きい(=脂肪も多い)ということで、火葬炉の温度が、炉の耐久温度を超えていくことが頻繁にあります。

耐久温度を超えていくと、一度火を止める必要があります。

ただ、火を止めても・・・

ワンちゃん自身の脂肪でどんどん燃え上がり、火を止めているのに温度がまた100度、200度と上昇していきます。

その時は、炉を開けて水を差しながら温度を下げます。

その水分が炉を冷ますのですが、それも高温で気化していくとまた100度、200度と上がっていきます。

そんな作業を2時間近く行い、やっと通常の火力で。。。

お利口さんで、温厚で優しくて、これだけ大きなカラダで存在感もあって。

飼い主様にとっても本当にお辛いことだったと思います。

こちらが初めてのことであっても、どんなイレギュラーがあったとしても、飼い主さんにとって良いお別れにしないといけない。という気持ちでスタッフと見守ってました。

超大型サイズということで、他のペット霊園さんで対応できないと言われたり、お困りになられてそうです。

最後に、飼い主様から「こちらにお願いして良かった。私の周りにも宣伝しますから!」と笑顔で言って頂け、良いお別れができたご様子に、ホッとしました。

昨日は久しぶりに?、気が張っていたのかドッと疲れて、家に帰るなり深い眠りに入ってしまいました!(笑

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