2021年1月6日3 分

新年のご挨拶。とハッチの毎日。

長崎市・諫早市ペット火葬霊園

森の中のペット霊園

ペットのおはか

今年最初のブログになります。

このブログを目にされている方は、その大半がペットちゃんが亡くなった方や危篤状態にある方で、ペット霊園を探されている方々じゃないかなと思っています。

不安な気持ちや悲しみの中、

「明けましておめでとうございます!」とは、心情的には言いにくいところではありますが、今年が皆様にとって色々な意味で良い年であることを願っております。

今年の年末年始も、変わらず火葬をしておりました。

開業して3年になりますが、本当に「ご紹介」が増えてきました。

動物病院さんはもとより、「ペットのおはか」で火葬をされた方々からの。

「紹介」って、僕は重く受け止めています。

「人が人に紹介する」ということは紹介した人の信頼でもあるからです。

本当に「良い」と思わないと僕は紹介しません。

「他の人も紹介したい」

「もう次はここにお願いしたくない」

この分岐点は、微差だと思っています。

「業務」的な作業として見るならば、日本全国のペット霊園、どこも同じです。

「火葬炉に入れて、お骨にする」という業務においては。

だけど、そこに「もうここにはお願いしたくない」という想いが出ます。

それは「ペットのおはか」にお越しになった飼い主さん達からよく聞く言葉です。

「前は〇〇で火葬してもらっていたけど、もうあそこにはいきたくない」と。

失礼な物言い、態度、は多分どこもしないでしょう。

多分・・・です。

そういうレベルの話は別として、

何の為に、それ(火葬)をやっているのか。

物理的な処理の為か、最愛のペットに対する気持ちの整理(別れ)の為か。

その本質をちゃんと理解して、自分の身に起こったことと想像して真剣に取り組めば、「もうここにはお願いしたくない」なんて思われることは絶対にないと思います。

火葬台を火葬炉に入れる時に、

何も考えずに、ゴロゴロゴロ〜って事務的に入れるのか。

生前生きている姿との最期のお別れ、と捉えて、飼い主さんの気持ちを想い、心を込めてゆっくりと丁寧に入れるのか。

そんな微差だと思っています。

そんな微差の積み重ねが、信頼、「ご紹介」に繋がってきているんだと思っています。

だから、今後もご紹介頂いた方の信頼を裏切ることの決してないよう、「飼い主さんとペットちゃんとの最期のお別れ」のお手伝いを頑張っていきます!

さて、写真は12月中旬に保護した「みなしご」ハッチです。

1月弱になりましたが、どんどん大きくなって、元気に毎日過ごしています。

ブログを読んで頂いていたのか、火葬にお越しになられた飼い主さんに「ハッチだ〜!」と声をかけて頂く事も多く、嬉しく思います。

相変わらずとても人懐っこく、すぐにスリスリと寄ってきます。

人見知りもしない様子で。

ハッチとの出会いも何かのご縁。

これからも皆さんに愛され、飼い主さんの心を癒してくれる存在でいてくれたら・・・

「ハッチ所長」になる日も遠くないかもしれません(笑

    4