私たちは、4年前より動物愛護活動のお手伝いをさせてもらっています。
長崎県が殺処分の全国ワーストであることを知った時、そして、こんなにもペットに愛情を注いで最期のお別れをされる飼主さん達の姿を見たとき、
なんて・・・ 同じ命なのに、 こんなに、差があるのだろうと、感じました。
かたや幸せ一杯の一生。 かたや捕らえられ、強制的な殺処分。
ペット霊園を始めていなかったら、もしかしたら気がつかなかったかもしれません。
私たちに出来ること。 スタッフ達と考え、ボランティアを募り、まずは動いていこうと。
保護施設の問題、人員の問題、活動時間の問題、なかなか一筋縄ではいかず、まだまだ満足な活動は出来ていませんが、 一人でも多くの方に現状を知ってもらうことはできる、 そして一人でも多くのペット、動物を愛する気持ちを持った飼主さん達なら、何か化学反応がおこるのでないかと。
亡くなったペットが使っていたもの、 消耗品、フード、などご寄付を頂いています。
中にはわざわざ購入して来られる方も。
私たちは保護施設は持ちませんが、 保護している団体さん達は皆さんボランティアです。
一般の方からの寄付はあっても、 行政等からの援助金などはなく、全て自腹を切って費用負担されています。 その人達の手助けが少しでも出来れば、と思って飼主様のお気持ちで頂いた物資を毎月届けています。
幸いなことに、全国的にも、長崎県としても年々殺処分の数は減ってきています。
しかし、減ってきている数字の裏には、愛護活動をされている団体さんの必死な活動があります。 キャパオーバーになるほどの。
目先の表面的なことだけでなく、 数字に一喜一憂ではなく、 現実的な問題を見ていきたいです。 保護された動物は、 捕らえられて、すぐに殺処分ではありません。
愛護センターの方で収容できなくなった、またはお世話できなくなった動物が、順番に殺処分される。
それがいつの日か無くなる日が来ることを願っています。
Comments