長崎市・諫早市ペット火葬霊園
森の中のペット霊園
ペットのおはか
こんにちは!
先週の寒波に比べ、この数日の気温。
桜が咲きそうな感じですね〜。明日からまた寒くなるみたいですが・・・。
昨日、火葬した飼い主様ご家族。
ご両親に連れられた可愛らしい4〜5歳の女の子の姉妹がいらっしゃいました。
火葬の際には、大半の飼い主様が涙を流されます。
ただ、まだ小さいお連れのお子さんは、あまり事情が分からず涙される方は少ないように思います。小学生、中学生ともなれば別なのでしょうが。
その姉妹の女の子は、わんわんと涙を流し悲しんでいました。
ご両親のお話を聞くと、お子さんが生まれる前から飼っていたそうです。
姉妹にとっては、兄でもあり、親友でもあり、
愛犬以上の本当に家族同様の存在だったと思います。
そのワンちゃんのご遺体を見るのが辛いのでしょう。
火葬場の入り口を出たり入ったり。
外に出ては、またご遺体を見たり、そして涙が出てきてまた外に出る。
小さな子には、「死」という現実は、本当につらいことだと思います。
生死の原理をわかっている、大人ですらつらいのですから。
わたしが死んだら、天国でまた遊ぼうねっ〜
最期のお別れが終わり、最後の最期、火葬台をゆっくり炉に入れていく中、
その女の子が泣きじゃくりながら叫んでいました。
僕はなんとも言えない気分になりました。
悲しいとかやるせないとか、そういう想いもありますが、
説明しにくいのですが、それだけじゃない感覚。
どちらかというと、「はっ」とした感動です。
死んだら天国に行き、そして、天国で一緒に遊ぶことができることを何の疑問もなく、リアルな現実のものと信じて疑っていないように感じました。
純粋で、子供らしいお別れ。
ご両親の愛情に溢れた教育があるのだろうと思います。
人間に限らず、ペットちゃんの死はとてもつらいもの。
出会いがあれば別れが来るように、
生あれば必ず死がある。
この理、大人になるにつれて、誰に教えてもらうわけでもなく自然と理解していっているように思いますが、いつわかるようになったのか僕自身わかりません。
そして、その現実に蓋をすることなく、その歳に応じた捉え方や感じ方をしていくことはとても大事なことだと思います。
フリー百科事典『ウィキペディア』によると、
とあります。
この情操教育、僕はとても大切なことだと、あらためて感じています。
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