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愛護活動をしていて感じたこと。


長崎市・諫早市ペット火葬霊園

森の中のペット霊園

ペットのおはか



こんにちは!

動物愛護活動を始めて1年半くらいになるのですが、今日はそのことについて。


大切にされていたペットちゃんの火葬を日々させて頂いていると、捕まえられて殺処分される野良猫ちゃんたちとの差があまりにもある。調べると長崎県は殺処分数ワースト県。


なんとか、少しでも力になれれば・・・と思って始めたボランティア活動ですが、


月に7〜8件、動物愛護団体「架け橋」へのお問い合わせを頂きます。

自宅の庭で野良猫ちゃんが子を産んだからどうにかしてほしい、とか、もう育てられないから引き取ってもらえないかとか。


また、ペットが亡くなって残ったフードとかあるので寄付したい、学校で愛護活動に取り組んでいるのでペットフード等を送りたい、などなど。


殺処分問題については、色々と勉強しました。

長崎でも1000匹を超える猫ちゃんの殺処分が行われています。

そのうち、子猫が600匹を超えます。


行政の方も殺処分したくてやってる訳ではありません。

でも、それ以外の手段、どうすることもできないのが現状です。


目先の命を救うのも大切ですが、全ては救えません。


今年1000匹の命を救っても、来年もまた1000匹、再来年もまた1000匹・・・ということになります。


そしてボランティア活動というのは、やってみてわかりましたがかなり大変です。

雇用関係にある労働ではないので、全ては各自の自由意志です。


それぞれのボランティアメンバー、仕事もあれば家庭もある。

活動すればするだけ費用もかかる。


行政からの支援等はありません。

長崎で愛護活動されている方はみなさん自腹で活動されています。



目先の命を助けたくなるのは、人間らしい心を持っていれば当たり前にある感情です。


しかし、飼い猫として側においてあげれる環境がなければ、せめて、去勢手術を受けさせてあげてほしいと思います。


動物管理センターに連絡すれば殺処分されるから・・・、動物愛護ボランティアへ連絡すれば・・・とか思われるかもしれませんが、僕らの団体だけではなく、他の団体も、人員と資金には限界があります。


力になれないこと、時も多々ありました。


何もしないより、少しでも力になれた方がいい。

そしてそう思っている人達で、愛護活動ができればと考えて始めましたが、殺処分の現状を知れば知るほど、簡単には解決できない深い問題だな〜とつくづく感じます。






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