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終活。



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ペットのおはか



こんにちは。


先日、スタッフが「ペットの終活」についてブログを更新していました。


人間の終活もこの10年くらいでしょうか。クローズアップされてきたのは。


ペットの終活については、僕自身はまだまだ一般的になるのは先かな、と思います。

ただ、僕が思うのは、


飼い主さんご自身の終活の中でペットのことも考えてあげる必要があると強く思います。


そう思ったのは、あるTV番組を見た時でした。


「渡る世間は鬼ばかり」

というロングヒットのドラマを作られた橋田壽賀子さんのインタビューです。


現在、90歳を超えるご高齢の橋田壽賀子さんは、ご主人を先に亡くし、一緒に暮らしている猫ちゃんとの2人暮らしだそうですが、「もし、自分がこの子よりも先に死んでしまったら、この子はどうなる?」


と危惧しておられ、ご自身の死後、猫ちゃんの世話をしてくれる方にその養育費としていくら渡すとまで遺言書に書かれているそうです。


その想いを知ってから、こういうものも作りました。



現実的に、いつでも何でも引き受けることはできません。


だけど、一緒に考えていくことは出来ます。


これまで火葬の立会いをさせて頂いて、沢山の飼い主さんとも接してきました。

ご高齢と呼ぶにはまだお若いくらいの年齢の飼い主さんでも、「また飼いたいけど、もう次は最後まで世話してあげれるかわからないから、この子で最後」と言われる方が何名もいました。


自分が飼いたいから、という願望だけではなく、ちゃんとペットのことを思っている思いやりのある方だと感じます。


でも、だからこそ・・・という言い方は正しいかどうかわかりませんが、人間いつ「寿命が来るか」なんてわからないのですから、またペットと一緒に過ごす日を夢みているのなら、最後と言わずに、最後まで愛情を注いでペットを飼って欲しいとも思いました。


特に、いま僕たちが行なっている愛護活動では、特に猫ちゃんが年間1000匹以上殺処分されています。


引き受けの条件の中に、年齢制限もあるみたいですが、なぜそんな条件を入れているのか不思議です。恐らく、2次的なことを考慮してのことでしょうが、引き受けが決まらなければすぐにでも殺処分されてしまうのに。


来週、強制的に奪われる命と、数年でもまたは寿命が来るまで飼い主さんの愛情いっぱいに一緒に暮らしている命。どっちがいいかなんて聞くまでもありません。


現実的に毎年多くの殺処分が行われているのなら、少しでもそれを救うという意味を含めて年齢を気にせずに思いのままにしてもいいのでは。。。と個人的には思います。

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